定年退職後の生活情報★団塊世代の父へ贈物

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退職後は退職以前よりも自由で豊かな人生を送って欲しい!そして確かな生きがい、趣味をもって楽しんで欲しい!
父への退職祝いの贈物を考えつつ、第2の人生を控えた方々へ応援メッセージを発信していきます☆
定年退職後の介護【団塊世代★定年退職】

母と話した認知症対策【団塊世代と介護】5

最近、NHKで認知症に関する番組をよく見る。見ようと思ってなくても目に入ってくることが多い。

昨日、母と認知症になったら、痴呆がでたら、という話をした。

母は、特に気負いも無く、母の友人の話を聞かせてくれた。

 

『Sさんて方ね、一緒に働いてたんだけど、同居しているお母さんがどうもボケてきてるって話してくれたの。Sさんは娘さん(仮にN子さん)と息子さんがいて、みんなそれぞれ別メニューの食事を作ってあげるほど、家事にまめな人でねぇ。』

『ある日、Sさんのお母さんが「Sさん、私がここに置いていた2万円、知らないかしら」と言うらしいのよ〜。もちろん、あったことは知らないし、お母さんはあちこちに自分のお金を隠しては忘れてしまうみたいなのね。』

『それで、お母さんがなおも「確かに置いていたのに、N子ちゃんが盗ったってことはないかしら」というので、「あら〜、探してみましょうねぇ」といいながら、そっと別の2万円を置いておいたらしいの』

「えまさん、もし私が『ない、ない。』『盗まれたんじゃないかしら』と言い出したら、Sさんみたいにしてくれないかしら。そうしたら、誰も嫌な気持ちにならずに暮らしていけると思うの。100万、なんて言い出したら困るでしょうけどね(笑)』

 

それから、二人で「金額がすごいと厳しいね」と笑いあいました。認知症が進むと、大変だろうと思います。

でも、もしなったらどうしよう、と心配ばかりするよりも、なったらなったときに、後悔無く介護できる方法を今のうちに話し合うことも大事だと思いました。

今読んでみたい本は↓

 

 イラストもとっても可愛い★

 


公的介護保険の利用する前に【団塊世代と介護】1

公的介護保険の利用法について考えていきたいと思います。

介護保険は40歳以上の国民が年齢の上限なく保険料を払い続けていき、保険料を負担する代わりに介護サービスを安く受けられるというものです。

65歳以上なら原因の如何にかかわらず要介護・要支援状態になればサービスを受けられます。

ただし、サービスを受けるための手続きは自分で申請しなければなりません。本人、家族、居宅介護支援事業者などの代理人(ケアマネージャーなど)のいずれかです。

そこで、判断能力・自己決定能力がある程度健在ならば、公的介護保険や自己負担サービスを組み合わせて自立した日常生活を持続できます。

もし、自己決定能力が衰えたら・・自分に代わってサービスを発注してくれる人が必要です。一人暮らしの場合は地域にぜひ親しい人物を持ちたいものです。

また身内がいるからといっても、扶養義務者が頼れる人物とも限りません。遠い親戚より地域の友人、もしくは費用はかかりますが「成年後見制度」を選択肢に入れておいてください。